
三黄丸ってどんな処方?
熱がこもりやすい体質に用いられる漢方薬
三黄丸とは?
三黄丸(さんおうがん)は、「黄芩(おうごん)」「黄連(おうれん)」「大黄(だいおう)」の3種類の生薬で構成された丸剤です。
名前の「三黄」は、3つの「黄」の字がつく生薬から名付けられています。
漢方では、体に余分な熱や湿気(湿熱)がたまりやすい状態に用いられる処方の一つとして知られています。
三黄丸はどんな人に使われるの?
三黄丸は、例えば次のような体質の方に検討されることがあります。
・体に熱がこもりやすい
・食欲はあるのにやせ気味
・便秘が続き、お腹に熱感がある
・イライラしやすい
・顔が赤くなりやすい
漢方では、このような状態を「湿熱(しつねつ)」と考えることがあります。
湿熱とは、体の中に余分な熱と水分が停滞している状態を表す漢方の考え方です。
三黄丸に含まれる生薬
黄芩(おうごん)
体の余分な熱を冷まし、湿熱を整える目的で使われる代表的な生薬です。
黄連(おうれん)
非常に苦味が強く、体にこもった熱を鎮める目的で用いられます。漢方では、心の熱を整える働きが期待される生薬として知られています。
大黄(だいおう)
お腹にたまった熱を便とともに外へ出すことを目的として配合される生薬です。
三黄丸は体質に合わせることが大切です
三黄丸は、熱が強いタイプに用いられることが多い一方で、冷えが強い方や体力が低下している方には合わない場合もあります。
漢方薬は、同じ便秘や体調の悩みでも、一人ひとりの体質や体のバランスによって選ぶ処方が異なります。
自己判断だけでなく、自分の体質に合っているかを確認しながら選ぶことが大切です。
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